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これってニコチン依存の始まり?禁煙中のストレス

in my Room

喫煙者の人が、禁煙を開始すると、吸いたい気持ちを我慢することによる、ストレスを感じ始め、心が、イライラを感じ始めます。

イライラが続くことにより、身体は大きなストレスを感じることになります。そして、ストレスが続くことで、あなた自身の身体にさまざまな影響を及ぼします。

ここでは、禁煙とストレスの関係性、またそれをどのように解消していくべきかお伝えしていきます。

なぜ禁煙するとストレスを感じるのか。

禁煙を始めるとなぜストレスを感じるのでしょうか??

人は誰しも行動を制限され、【我慢】をしなければならないと、身体・脳はストレスを感じます。

その原因は、自分の思い通りに物事が進まないからと考えます。

例えば、欲しいものを買いたいけど、さまざまな理由により、買えないことや、昨今の、コロナ禍の状況でもそうですよね?外出したいけど、外出するとコロナに罹患するリスクがあり我慢する。それが長期化すると身体・脳は、ストレスを感じ始めます。

では喫煙者が禁煙をすると、どうでしょう。

  • 朝起きて、タバコを吸う。
  • お昼休みに息抜きにタバコを吸う。
  • 寝る前にタバコを吸う。

この普段、ルーティンとなっている行動が禁煙をすることにより、制限がかかり身体・脳はストレスを感じることになります。


そして、そのストレスから解放を求め、禁煙途中であったとしても、喫煙行為をしてしまい、禁煙から脱落してしまいます。これが禁煙が続かない一種の原因であり、喫煙を求めてしまう行動こそが、ニコチンへの依存状態となっていえます。

ニコチン依存について

ニコチンには依存性があり、タバコ使用時に依存を生じる主たる原因となっています。

1980年に米国精神医学会によって、ニコチン依存は精神疾患の診断分類としてとりあげられています。

ニコチンは、口腔内粘膜や皮膚からも吸収される、極めて吸収の良い物質と言われ、煙を吸い込んで数秒以内に脳血管障壁を通過して脳細胞に達します。

定期的にニコチン摂取を繰り返すと,ある時期以降には脳細胞は、喫煙してニコチンを吸収することで、ようやく以前と同レベルの活動を維持するようになる。

これが「ニコチン中毒」「ニコチン依存」と呼ばれている状態です。

ニコチンは吸収が速く,体内から消失するのも速いため,常習喫煙者では、喫煙後30分程度でニコチン切れ症状を生じ「次の1本」の願望を生じるようになります。

ニコチン依存を有する喫煙者は、ニコチンの血中濃度をタバコを吸う頻度と深さで調節し、最適なニコチン血中濃度による精神的効果を得るとともに、ニコチン離脱症状を避けていると言われています。
ニコチン依存は、

  • (1)周りからの影響をうけて喫煙を開始する
  • (2)ニコチンのドパミン系への直接影響によって喫煙を続ける
  • (3)離脱症状軽減のために喫煙を続けざるを得ない

との3段階を経て喫煙開始後数年で形成されると考えられてきています。

成人では、喫煙後5年から10年でこうした状況が形成され、その結果喫煙者はほぼ毎日喫煙するようになります。

それに対して、未成年への調査では喫煙開始後急激にニコチン依存が形成される場合が多いことが明らかになり、必ずしもこの3段階を順番に経るともいえないと考えられています。

ニコチン依存症スクリーニングテスト(TDS、Tobacco Dependence Screener)

ニコチン依存症スクリーニングテストでは、禁煙治療保険診療におけるニコチン依存症診断基準として使用されており、心理的依存も含めたニコチン依存症の診断に有用であると言われています。

ニコチン依存症の診断基準として、TDSのスコア5点以上が用いられているが、TDSのスコアはICD-10などの診断基準によるニコチン依存症の重症度の判定結果とよく相関すると報告されています。

そのため、TDSのスコアの高低は、ニコチン依存症の程度の目安として用いることができると考えられています。

喫煙本数と起床後最初に喫煙するまでの時間は、ファーガストロームらによるニコチン依存度指数の項目として用いられているが、ニコチン依存度指数の6項目の中でも、唾液中のコチニン濃度や呼気一酸化炭素濃度との相関が特に強いことがわかっており、診療現場では「起床後何分でタバコを吸いますか」という簡単な質問で身体的ニコチン依存の程度を推定することが広く行われています。

まとめ

喫煙行為を我慢することにより、脳の欲求で喫煙したい。という思いがでてきて、禁煙を断念してしまうことがあります。

これは、既にニコチン依存症の状態となっているのかも知れません。このような状態で、無理に禁煙を続けることは、身体・脳に大きな負荷がかかってしまいます。

もし、一人で禁煙をすることが出来ないのであれば、禁煙外来などの受診も検討して、周りのサポートを受けて、禁煙するのが最善の方法なのかも知れません。

禁煙を始めてすぐに断念してしまった経験がある方は、ぜひ禁煙外来受診なども考えてみてください。

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